サバイバル

この作品はヤンジャンの原作部門に送ろうとしたけど何か急にシナリオ形式オンリーに変わったから送るのやめる事にした作品です。
折角だから載せたりします。;改めて読み返したら落ちはきついわ途中苦しい所が見え隠れだわでもうてんてこ舞いダス。


 「あぁ。そう。やっとあの女と切れたぜ。そ。前に言ってたガキん頃からの腐れ縁って女。ま、あれは"事故"だからな。故意じゃねーし…。たまったま、別の女と一緒にホテルから出た所を見られちまって…。あ?ハッハッ!そーだなァ。どちらにしろ一緒だな。今?あぁ…。セスナっていうか、それの中。今、研修旅行中なんだ。ここ?どこかな…兎に角、東南アジア辺りらしい。赤道直下んトコ。社長が最近、島買ったんだと。ひやー。下は海が綺麗だぜ〜。ホントはよ、面倒くさいから仮病使ってふけようと思ってたんだけど、社長がどうしてもって……ありゃ?電波の調子が……くそ!何だ、このケータイ!衛星使ってるくせに……悪ぃ悪ぃ。後で掛け直す。何か用事だったんだろ?じゃあな……」  

と、携帯の電波を確認しながら、最後に何か言おうとした時点で携帯は通じなくなった。  
彼の言うように、ここは小さな飛行機の中。目下にエメダルドグリーンの美しい海と、小さな無人島が遠くにちらほら見えた。  
セスナには、研修旅行という事で二十人ぐらいの、南の島には似つかわしくないフォーマルな服に見をつつんだ男女が乗っていた。  
目的地が社長のプライベートビーチで、電気・水道完備のロッジである事から会社の仕事の一環より、"修学旅行"と言った方が妥当である。それは、飛行機に乗っている現地のガイドや操縦士以外の日本人の、ウキウキとした表情からも読み取れる。 このご時世に旅費の全てが会社(社長)もちで、尚且つ海外旅行をする所からして、相当景気の良い会社である事は確かなようだ。  

「おい、和田っ!」  携帯で話していた青年に向って、見た目三十代半ばの隣りに座った男が大声で声を掛けてきた。膝の上にノートパソコンを乗せ、忙しなく打っている。彼の先輩のようだ。  

「飛行機の中で携帯使うのはやめろ!色々……飛行機の計器に影響が出るんだ!」 「……すんませ〜ん。」頭を掻きつつ携帯の電源を切りながら、(おめぇもパソコンやってんじゃねーか。)と、和田はこっそり横目で睨みそう思った。  

「はっはっは。池上君。都会の喧騒から逃れ、こんな清く美しい場所にやって来たのだから細かい事は言いっこ無しだよ。ほら、窓の外を見てみたまえ!絶景とはこのことを言うんだ。心が穏やかになるだろ?今日は無礼講!無礼講だよ!ガーっはっはっはっはっは…」
と、最前列に陣取った麦わら帽子とアロハシャツに短パン、金のアクセサリーを見につけ、口元に金歯の光った社長らしき男が扇子で体を扇ぎながらそう言った。  和田の勤務する会社は、小規模ながらも大層な利益をあげ大儲けしているらしい…。
今時らしく、インターネット関連の会社であった。  

他の若い社員が手を挙げ言った。
「つーか社長〜!まだ着かないんすか?三十分ぐらいで着くって言ったじゃないすか。」と、だるそうにそう言った。
「うむ…おかしいなァ。前に初めて訪れた時には、確かその位の時間で……。」  

すると、先頭の操縦席の方から、恐らく現地の言葉であろう、何を言っているかはわからないが、慌てふためいた感じの言い争う様な声が聞えて来た。

―つづく―



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